在宅ヘルパーとして働くためには?

在宅ヘルパーとして働いている人や、在宅ヘルパーを目指している人へ、在宅ヘルパーとはどんな仕事なのか紹介していきます。在宅ヘルパーの業務範囲は、厚生労働省では詳細に決められていません。住んでいる自治体で独自のルールがあります。また、在宅ヘルパーは未経験でも転職することが可能な仕事です。働きながら資格を取得することも可能な在宅ヘルパーに転職し、キャリアップを目指しましょう。

施設の管理職も目指せる!

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管理職へのステップアップ

介護業界で管理職を目指す場合は、適切なキャリアアップが必要です。管理職への転職を考えているのであれば、計画的に準備していきましょう。実際は、管理職につくことは簡単ではありません。常に、向上心を持ち仕事のモチベーションを保つことが重要になってきます。管理職の仕事とは、現場から離れマネジメント業務にシフトするような形の業務です。施設管理者は、施設の収支管理やスタッフの勤怠管理を担うようになります。また、人事にかかわることや顧客リストの扱い、営業活動も重要な役割になります。この部分については運営方針の策定が関与するため、施設の方針を十分に理解してから業務にあたるようにしましょう。現場へのエンゲージメント向上のため、目標設定などについても話し合う場面がでてきます。全体を取りまとめる管理職は、一般的には実務を担うことはありませんが、現場の仕事に不向きと感じている人には向いているのかもしれません。

介護管理職の仕事内容

管理職は、施設設備の管理や運営、利用者とスタッフ間の連携や営業活動などが主な仕事の内容になります。具体的には、スタッフのシフト調整や新人育成、契約に関する手続や各種会議、利用者のカンファレンスや営業活動、利用者家族との連絡や、諸事務手続などが管理職の仕事です。それ以外にも、現場での介護業務を任されることもあります。
このように、多くの業務をこなせるプロの介護士になれば、どこの医療分野の施設に入職しても歓迎されるでしょう。さらに、仕事の成果を数値化することで自らの仕事ぶりを評価でき、改善点や、次の目標を立てやすくなります。そのため、業務内容にも責任感がでてきます。このように管理することで、収入に関しても増える傾向にあり、一般介護職に比べると2割から3割程のアップが見込めます。自分で努力し管理職の仕事をおこなうと、その分収入もアップするため、やりがいが得られる仕事です。

管理職になるために

管理職になるための資格は、特に有料老人ホーム、デイサービス、デイケアセンターなどでは不必要です。しかし、施設によっては指定された資格もあるため条件をチェックしておきましょう。必要とされている資格があれば、その資格取得を目指し、キャリアアップを計画しましょう。ここでは、施設別に管理者に必要な資格の例をあげていきたいと思います。
「特別養護老人ホームの施設長」では、社会福祉施設長サービス管理研修を修了している者が対象です。管理者の場合は、資格不要です。「介護老人保健施設の施設長」では、医師免許を所持している者で、訪問介護事業所のサービス提供責任者か、介護福祉士、看護師、准看護師、保健師のいずれかの資格を取得すること、または、実務者研修を修了していることが条件です。ホームヘルパー1級取得者も可能で、介護職員基礎研修を修了している者、ホームヘルパー2級相当の介護職員初任者研修を修了者で、実務経験3年以上ある場合に限ります。有料老人ホーム、グループホーム、デイサービスの管理者は資格不要です。