在宅ヘルパーとして働くためには?

在宅ヘルパーとして働いている人や、在宅ヘルパーを目指している人へ、在宅ヘルパーとはどんな仕事なのか紹介していきます。在宅ヘルパーの業務範囲は、厚生労働省では詳細に決められていません。住んでいる自治体で独自のルールがあります。また、在宅ヘルパーは未経験でも転職することが可能な仕事です。働きながら資格を取得することも可能な在宅ヘルパーに転職し、キャリアップを目指しましょう。

実務者研修とは

実務者研修とは、介護福祉士になるための研修です。基礎的な知識や技術を学び、介護業界で長く働くために必要な知識を得ることができるというメリットが豊富にあります。国家資格である介護福祉士になるためには、介護職員初任者研修を受講終了し、実務者研修を受けなければいけません。実務者研修を修了すると、受験資格が得られ、国家資格である介護福祉士を受験することができます。介護福祉士の受験資格を得るためには、実務経験3年と従事日数540日以上で受験が可能です。
介護福祉士に合格したら、次の目標としてケアマネージャーを目指しましょう。この資格は実務経験5年と従事日数900日以上で受験が可能になります。これまでは、実務経験3年以上で受験可能でしたが、平成28年度から実務者研修が必須となりました。実務者研修では、医学知識や医療制度なども学び、医療的ケアについても実技で習得していきます。もちろん医療的ケアをおこなうには実地研修も必要です。平成28年度以降と以前では、医療的ケアの習得有無に関係してくるため、待遇やキャリア格差が起きるかもしれません。
また、訪問介護サービスの相談役であるサービス提供責任者になるには、実務者研修以上の資格が必要です。介護保険法で定められ、法的な配置義務があるため、ニーズは高まっています。通常の在宅ヘルパーよりも待遇はよくなるため、在宅ヘルパーを目指している人はチェックしておきましょう。

受講を目指すべき人

キャリアアップやスキルアップすることで、より専門的技術と知識の習得も可能となり、職場待遇のベースアップにつながる期待がもてます。また、キャリアチェンジやキャリア設計を考えている人も同様に受講を目指すとよいでしょう。介護職員初任者研修は介護の入門資格で、介護を基礎から学びたい人にはぴったりです。介護職員初任者研修が修了すれば実務者研修の受講料と受講時間の一部が免除となります。介護職員初任者研修を修了することで得られるメリットです。

保有資格で給料はここまで違う

介護労働安定センターがおこなった、1ヵ月の平均実賃金を調べた「平成25年度介護労働実態調査」では、無資格では196,432円、初任者研修で212,120円、介護福祉士で236,596円、ケアマネージャーで274,471円という結果がでました。平均勤続年数も、資格がある方がより長く勤務している結果もでました。
また、無資格者との月給比較では、実務者研修では2.7万円、介護福祉士は約4万円、ケアマネジャーは約8万円と増えていく形となりました。やはり、有資格者の賃金は無資格者よりも高くなり、長く働くには資格を、取得しステップアップが必須でしょう。ここで、おすすめしたいテキストを紹介します。
「介護職員実務者研修テキスト」
実務者研修の「人間の尊厳と自立」から「こころとからだのしくみ」までをピックアップして解説しています。